フケが多くなると、同時にかゆみも伴います。フケとは通常は頭皮の古くなった角質がはがれ落ちたものを指し、誰にでも発生するものです。ですが、多くなりすぎるのは困りものですね。見た目にもフケが髪や肩に落ちているのはあまり良い印象を与えません。
フケ・かゆみの原因と、その予防策についてご説明しましょう。
フケには2つのタイプがあります
実はフケには脂性のフケと、乾性のフケの2つのタイプがあると言われています。
乾性のフケは皮脂不足が主な原因です。 皮脂を取りすぎるシャンプーを使っていたり、シャンプーのしすぎなどが原因で、頭皮に皮脂が足りない状態になっていると考えることができます。 またビタミン不足でも乾性のフケが出るようです。
脂性のフケは、逆に皮脂の分泌量が多い人に見られます。 食生活で揚げ物を好んで食べたり甘い物を摂り過ぎると皮脂の分泌量が増え、毛穴が脂性のフケで詰まってしまいます。
フケの予防には
まずは自分の頭皮に合ったシャンプーを選ぶことがとても大切です。 乾性のフケが出る人は皮脂を取りすぎないシャンプーを、そして脂性のフケが出る人は皮脂を十分に取り除けるシャンプーを選ぶようにしましょう。
どちらの場合も爪をたてたり、シャンプーブラシでゴシゴシこするのは避けましょう。 かゆみを伴う場合にはどうしてもすっきりしたくてゴシゴシこすりたくなりますが、逆に頭皮を傷つけてしまうので余計にフケが出る原因となります。
また、食生活にも十分に気をつけるようにしましょう。栄養のバランスがとれた食事を摂るように心がけ、脂分や甘い物も控えるようにするといいでしょう。
フケをそのままにしておくと、頭皮の環境が悪いために抜け毛や薄毛につながることもあります。まずはしっかり予防するようにして、大切な自分の髪と頭皮を守りましょう。